ゲレンデのミステリ読む寒夜かな 瑚幸

雪だ!雪だ! 寒い、寒い!
といって下を向いていても仕方がないので、寒いのを味方にして楽しもうと思いました。『ムーミン谷の冬』のミイのように。
雪山といえばゲレンデ。ゲレンデは雪がいっぱい! 楽しいだろうなあ。
スキーに行きたいけれど、そう簡単にはいかない。でも、本なら、すぐにゲレンデに直行できます。
そうだ! 雪を楽しんでいる面白い話を読もう!

スキーを始めたころ。
リフトから降りて、滑り始める前に遠くの山々をぐるっと指さして、
「あれが〇〇山、その脇が〇〇山、そして、〇〇山……」
と、インストラクターの人が言っていたのを思い出します。
関東平野で生まれ育った私には、どれもこれもただの「山」にしか見えず、それよりもこれから滑るだろう下を向いて、心もとない気持ちでいたのでした。
そういえば新潟に生まれ育った人が、関東に来て、
「ここには周りに山が無いので寂しい」と言っていたことを思い出します。
もしかして山を親族のように思っていたのかもしれないと気づいたのは、ずいぶん後になってから。
あの時、山々の名前をもっとちゃんと聞いておけば良かったと、今更ながらに思ったりしています。
いつもありがとうございます!
ゲレンデも寒夜も冬の季語ですが、一応、寒夜の方です。