跳ね脂はみ出て皿に初さんま 瑚幸
はねあぶらはみでてさらにはつさんま こゆき

今年の秋刀魚は7年ぶりの豊漁で、大ぶりで丸まると太っているという報道がありましたので、早速、いつものスーパーへ行ってみました。というのも、来年も、いやこれからもそうだとは限りません。
そこにはうわさにたがわず、丸まると太った大ぶりの秋刀魚が並んでいました。さっそく買いました!
秋刀魚といえば、やっぱりまずは盛大に脂を飛ばして焼く塩焼きが定番ですね!
秋刀魚が炎にまみれて、いい匂いもしてきました。
そこで一句です。
NHKテキスト9月号には、今年の豊漁をまだ知らぬげに「近時、海洋環境の変化により、秋刀魚の漁獲量が激減し庶民の手の届かない魚になってしまった」とあります。
しかし、「今年は庶民の魚に戻ったのだよ、むふふ」とほくそ笑むYUYUなのでした(笑)
ちなみに本書の第1週の講義には、俳人の掘田季何氏の「押韻という技法」の解説がありました。
これは、同じ子音ないし母音を一句の中で印象的に繰り返すことだそうです。
せっかく学習したので、この押韻で秋刀魚の句を詠んでみました。
跳ね脂はみ出て皿に初さんま
上五・中七・下五それぞれの頭の音を2つ以上そろえるのを頭韻というそうですが、句は ha(は)で、3つ揃えてみました。
いつもありがとうございます!
今年の秋刀魚は美味しいですね!
皆さんも、お早めに (*^^)v